2012-01-01から1年間の記事一覧

洗礼者聖ヨハネの誕生(ルカ1:57-66,80)

黙想会に参加してきました。一度だけ浜串に連れてきたことのあるパウロ会の司祭で同級生の澤田神父さまが黙想の説教師を務めてくれました。マタイ福音書からおもに話しをしてくれて、マタイ福音記者が見ているように見るそのヒントをたくさんいただきました…

年間第11主日(マルコ4:26-34)

祈祷書の祈り、皆さんは祈祷書を開いて唱えているでしょうか。祈祷書に載っている祈りの中には、見ないで唱えている祈りもあるのではないでしょうか。わたしも、見ないで唱える祈りがあります。たとえば、マリアさまに対する祈り「元后あわれみ深き御母」「…

キリストの聖体(マルコ14:12-16,22-26)

先輩の古川武信神父様がお亡くなりになりました。72歳でした。晩年は、14年間透析を続ける生活でした。最後は脳梗塞を併発して、8ヶ月十字架にはりつけにされた司祭生活でした。透析を受け始めると、ふつうは14年も長生きしないそうです。そんな中で、先輩が…

三位一体の主日(マタイ28:16-20)

わたしたちは、何かを知るとき、2通りの形があると思います。1つは、知ったものを、自分のものにする場合です。わたしは福岡の大神学院に行って、はじめて硬式テニスを知り、たくさんの時間を練習に費やして、硬式テニスができるようになりました。プロ級…

聖霊降臨の主日(ヨハネ15:26-27;16:12-15)

聖霊降臨の主日を迎えました。イエスによって約束された弁護者、真理の霊が、聖霊です。特に今年は、真理の霊と呼ばれていることに触れて、聖霊について考えたいと思います。弟子たちはイエスに選び出されてから、3年間イエスと生活、行動を共にしました。…

主の昇天(マルコ16:15-20)

浜串教会の3人の小さなマリアさまは、火曜日の夕方5時のミサに来て、休まず侍者をしてくれています。小学1年生が1人、小学2年生が2人の合計3人の小さなマリアさまたちです。夕方5時のミサと言っても、それより1時間前から教会で要理を受け、その後…

復活節第6主日(ヨハネ15:9-17)

今週復活節第6主日の福音朗読はヨハネ15章の9節から17節になっていますが、そのうちの12節から17節が、2日前の金曜日の福音朗読に選ばれていました。木曜日から金曜日というのは中田神父が福見教会の司祭館に泊まって朝を迎える、そういう時間の過ごし方をし…

復活節第5主日(ヨハネ15:1-8)

今から21年前の夏の話しです。上五島地区で子どもの集いが開催されまして、上五島備蓄記念会館を会場にミサが行われました。あの時わたしは司祭になる一歩手前の助祭でして、子どもミサの説教を地区の司祭団から依頼されていました。その当時の地区長神父さ…

復活節主4日(ヨハネ10:11-18)

大型連休に入りました。休み気分で、真面目な話も耳に入らないかもしれませんが、今日は信徒総会も控えていますし、頑張って、説教も聞いているふりをしてください。「羊もわたしを知っている。」ついこの前の病人訪問の時ですが、家庭でお見舞いを受けてい…

復活節第3主日(ルカ24:35-48)

浜串小教区に来て3年目に入りますが、司祭が授ける秘跡の中で、ゆるしの秘跡と病者の塗油はまあふつうに授けましたが、洗礼は2人だけ、結婚にいたってはまだ1組も扱っていません。○○さん○○さん、もう一回結婚してくれませんかと内心言いたいくらいです。…

神のいつくしみの主日(ヨハネ20:19-31)

先週火曜日、性懲りも無く定置網の舟に乗せてもらい、沖合での作業を見学させてもらいました。この日はカメラをもっていって、お父さんたちの作業の様子をいろいろ写真に納めてきました。調子に乗って写真を撮っていたら、途中で「神父さん、ちょっと、どい…

復活の主日(日中)(ヨハネ20:1-9)

あらためて、御復活おめでとうございます。今日の福音朗読は、先に墓に行ったマグダラのマリアの報告を受けて、その後に出かけた弟子たちのことが取り上げられています。シモン・ペトロと、イエスが愛しておられたもう一人の弟子が墓に向かったとされていま…

復活徹夜祭(マルコ16:1-7)

主のご復活、おめでとうございます。今年の復活の喜びを黙想するために、真っ先にイエスのご遺体が納められた墓に行った女性たちの言葉を選びたいと思います。「彼女たちは、『だれが墓の入り口からあの石を転がしてくれるでしょうか』と話し合っていた。」…

聖金曜日(ヨハネ18:1-19:42)

聖金曜日、イエスの御死去を仰ぎ見ました。イエスの御死去を、ひとことで言い表すとしたらどういう言葉が当てはまるでしょうか。それは、使命を全うして亡くなられた、ということではないでしょうか。神の御独り子が、人となってわたしたちの間に住まわれ、…

聖木曜日(ヨハネ13:1-15)

聖木曜日の今日、わたしたちはイエスの2つの姿を考えてみたいと思います。福音朗読では、イエスは食事の途中で席を立ち、弟子たちの足を洗います。弟子たちの足を洗う姿、これがイエスの1つの姿です。もう1つは、最後の晩餐で、パンとぶどう酒のもとに、…

受難の主日(マルコ15:1-39)

長崎教区の司祭の異動が発表されました。ほとんどが、若い司祭の転勤でした。上五島地区は、今年の移動にはだれもかかっていません。また今年度も、現在の体制で司牧活動が進められていきます。詳しいことはよきおとずれ4月号がもうすぐ届きますので、そち…

四旬節第5主日(ヨハネ12:20-33)

明日と明後日、小学生と中学生1日ずつ春の黙想会です。先週火曜日に、今年の黙想会の説明会があって、参加してきました。鯛ノ浦教会の敷地をいっぱいに使って、聖書の箇所を拾ってプリントに書き込み、イエスさまの全生涯を学ぶようになっています。まず、…

四旬節第4主日(ヨハネ3:14-21)

3月12日に、46歳の誕生日を迎えましたが、今度は長崎の信徒発見の記念日でもある17日に、叙階記念日を迎えました。20年前、1992年の3月17日、島本大司教さまによって司祭に叙階させていただきました。たぶん、わたしの司祭生活は折り返しが来たと思います。…

四旬節第3主日(ヨハネ2:13-25)

黙想会が終了しました。さすがに説教師の神父さまも、4日間すべて終わった翌日、金曜日の朝はお疲れのようでした。それからすると中田神父はぜんぜん疲れていませんで、本当に楽させてもらいました。ただ、別の部分では、ふだん気を回さないことに気を回した…

四旬節第2主日(マルコ9:2-10)

「先生、わたしたちがここにいるのは、すばらしいことです。仮小屋を三つ建てましょう。」(9・5)今週の福音朗読の中で、このペトロの言葉が目に留まりました。「ペトロは、どう言えばよいのか、分からなかった。弟子たちは非常に恐れていたのである。」(9・6…

四旬節第1主日(マルコ1:12-15)

説教の前に、福見教会は来年4月に教会献堂百周年を祝おうとしています。福見教会では、信徒が一致してこの日を迎えるために、標語を募集しました。すべての応募の中から、百周年の準備会議のメンバーが5つを選びまして、その中から1つ、教会の垂れ幕にしたい…

年間第7主日(マルコ2:1-12)

次の日曜日、浦上教会で叙階式が行われます。司祭叙階が1人、助祭叙階が2人です。司祭になるのは、曽根小教区の大水助祭です。わたしは叙階式というのは、教会が自分たちと社会に向けて証しをするとても大きな場だと思います。何を証しするかと言いますと、…

年間第6主日(マルコ1:40-45)

本原教会に、同じ郷里の戸村神父さまという先輩がおられます。本原教会はフランシスコ会が担当している教会です。先週の月曜日、本原教会の朝のミサに参加しました。先輩神父さまを初め、4人で共同ミサをささげました。その日、2月6日は聖アガタの記念日でし…

年間第5主日(マルコ1:29-39)

皆さん。マラソン大会、結果出しましたよ。何と、去年の13位から、5位に急上昇しました。1キロ6分、48分でゴールするだけの練習を積んできましたが、本番では1キロ5分25秒でカバーし、43分21秒でした。詳しいことは、張り付けている成績一覧を見てください。…

年間第4主日(マルコ1:21-28)

いよいよ火曜日にはマラソン大会に出場して来ます。練習以上のものは出ないと思いますから、いきなりトロフィーをもらってくるとか、そういうことは言えませんが、去年の長距離の部14人中13位よりは、明らかに順位を上げられると思います。タイムとしては、…

年間第3主日(マルコ1:14-20)

この前、信者さんからこう言われました。「気のせいかなぁ。神父さま、痩せたような気がする。」気のせいじゃないですよねー。お腹とか、今までサッカーボールが入っていたのが、ソフトボールくらいになったのですから、これで痩せたことに気づかないなんて…

年間第2主日(ヨハネ1:35-42)

マラソン大会に向けての走り込みはぼちぼち進んでいますが、張り切りすぎたかもしれません。背中で腰に近い部分の筋肉を痛めてしまいました。まったく走れないわけではないのですが、走り出しを恐る恐るしているといった現状です。急に練習を始めて、あんま…

主の公現(マタイ2:1-12)

先週の水木金、実家に帰っておりましたが、戻って来て体重計に乗りましたら、73キロが75キロに増えていました。つい気を緩めてしまって、こたつに入ったままポテトチップスをつまんでいたのがいけなかったようです。とは言っても、練習はサボりたくないなぁ…

神の母聖マリア(ルカ2:16-21)

神の母聖マリアの前晩のミサに参加している人は、今年1年本当にお世話になりました。また、来年もよろしくお願いいたします。当日のミサに参加しているみなさん、新年明けましておめでとうございます。今年も、よろしくお願いいたします。年賀状は、こうし…