2017-10-01から1ヶ月間の記事一覧

年間第30主日(マタイ22:34-40)

「律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」今週の福音朗読の答えがここにあります。わたしたちの生活も、この二つの掟に基づいているはずです。わたしは、神を愛する見えるしるしを、隣人を自分のように愛することで表すことができているでしょ…

年間第29主日(マタイ22:15-21)

「彼らがデナリオン銀貨を持って来ると、イエスは、『これは、だれの肖像と銘か』と言われた。」(22・19-20)ファリサイ派の人々は、「皇帝への税金」を餌に、イエスを罠にかけようとします。イエスは偽善者たちの罠を打ち破り、本来考えなければならないこ…

年間第28主日(マタイ22:1-14)

年間第28主日A年で取り上げられた「婚宴」のたとえは、神の国に多くの人が招かれる可能性があることを教え、同時に本人の責任で放り出される可能性もあると教えます。鍵となるのは、「礼服を着ているかどうか」です。長崎教区の先輩司祭が一人亡くなりまし…

年間第27主日(マタイ21:33-43)

年間第27主日A年の福音朗読を味わうために、第一朗読を少し意識してみましょう。ひごろから、第一朗読、第二朗読のことを前置きして福音朗読に向き合うことが望ましいですが、今週は特にそのことを意識してみましょう。数日前に広島のMさんからショートメ…

年間第26主日(マタイ21:28-32)

今週年間第26主日の福音朗読「二人の息子」のたとえは、さらっと書かれていますが疑問が残ったままです。この疑問に正面から向き合うことが、たとえをよりよく理解する鍵なのではないかと考えました。月が替わり、9月のことはすべて忘れてしまいました。司…