2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

年間第18主日(マタイ14:13-21)

物作りというのは独特の面白さや難しさがあってなかなか言葉では語り尽くせないものですが、幼い頃私はよく父親の見よう見まねで遊び道具を作りました。わりと簡単なものでは竹とんぼや竹馬、難しいものになると凧とか作りました。さすがに、父親の自慢だっ…

年間第17主日(マタイ13:44-52)

今日の朗読は、先週の朗読と二つで一つのセットのようなものです。先週と今週をつなぐちょうつがいの役割を果たしているのは、「天の国は次のようにたとえられる」という言葉です。天の国を身近に感じるために、イエスはあれこれと工夫して、話してください…

年間第16主日(マタイ13:24-43)

今日の朗読で関心を引いたのは、イエスがお話しになったたとえ話の中で、「敵が毒麦を蒔く」という場面を設定しているということです。私たちは何かもののたとえを使う時に、話す本人にとって思い付かないこと、取り入れたくないないことはたとえ例として挙…

年間第15主日(マタイ13:1-23)

人間は何かで成長し続けようと望むならば、決して成長は終わらないということを肌で感じました。土曜日に高島教会のミサに行くとき、大雨に降られてまいったなあと思っていましたが、いよいよ高島教会の門扉を開けて司祭館に近づいた時、頭の中ではこう考え…

年間第14主日(マタイ11:25-30)

7月3日、私の霊名の祝日を再びこの小教区で迎えることができて、ひとまずほっとしています。今日は福音の箇所と私の霊名のお祝いを結び付けて考えながら、最後に皆さんの霊名の祝日、記念日に目を向けていけるように話したいと思います。今日の福音から、…