2017-04-01から1ヶ月間の記事一覧
復活節第3主日A年は復活したイエスがエマオで現れる場面が取り上げられます。「そして時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。」(24・33-34)復活したイエスが、同…
「神のいつくしみの主日」を迎えました。一年前の「神のいつくしみの主日」が前任地での最後の日曜日でした。残りわずかとなった日々を惜しみながら説教台に立ったのを思い出します。今年は、去年とは違った学びを見つけました。さて今年の初めあたりから、…
あらためて主のご復活おめでとうございます。本日の福音朗読の中から、「先に墓に着いたもう一人の弟子も入って来て、見て、信じた」(20・8)という部分を、徹夜祭に引き続き行われている今日の洗礼式に結びつけて話したいと思います。福音朗読は、主の復活…
主の復活、おめでとうございます。「あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。」(28・7)弟子たちは復活したイエスと、ガリラヤで再開することになります。ガリラヤにこだわって、今年の復活…
今年の聖金曜日受難の朗読の中で、「成し遂げられた」というイエスの言葉が印象に残りました。聖木曜日、弟子たちとの最後の晩餐の中で、ご自分のそばにおいて大切に育ててきた弟子たちに、イエスはご自分を食べ物として与えてくださいました。今日の聖金曜…
聖なる三日間が始まります。主イエスの過ぎ越しの神秘を、聖なる三日間を通してわたしたちも体験することにしましょう。福音朗読は最後の晩餐の途中、弟子たちの足を洗うという場面でした。最後の晩餐にちなんで、食事について思い出すことから少し話したい…
受難の主日、聖なる一週間を迎えました。この一週間で、一年分の恵みをいただくようなつもりで過ごしていきましょう。「受難の朗読」について少し説明したいと思います。受難朗読は、古くから聖金曜日の主の受難の記念祭儀に行われていました。きょうの主日…
四旬節第5主日A年に朗読された箇所は、「ラザロの死」に始まり、「ラザロを生き返らせる」物語で頂点を迎えます。ヨハネ福音書の中でイエスがことばとしるしでもってご自分が誰であるかを教える前半部の総まとめでもあります。わたしたちも四旬節を過ごして…