2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

四旬節第4主日(ヨハネ9:1-41)

四旬節第4主日、A年は「生まれつきの盲人をいやす」物語でした。この中で、イエスが「シロアム『遣わされた者』という意味の池に行って洗いなさい」と言われた(9・7)この点に注目して「イエスに遣わされて主の思いを知る」というテーマで黙想してみたいと…

四旬節第3主日(ヨハネ4:5-42)

先週は黙想会、ご苦労さまでした。わたしは、黙想会は信仰の畑を耕すまたとない機会だと思っています。黙想会でしっかり畑を耕して、生活に戻ってこれから信仰の種まきをすれば、きっと実を結ぶと思います。ぜひこれからの生活で黙想会の話を活かしてほしい…

四旬節第2主日(マタイ17:1-9)

わたしは一度だけ、イスラエルを巡礼したことがあります。当時は島本大司教さまが、ぜひ青年たちを連れてイスラエルを巡礼したいと計画を発表なさり、各地区から全部で30人の青年が選ばれました。この青年たちに加えて、各地区の若手の司祭たちが同行するこ…

四旬節第1主日(マタイ4:1-11)

灰の水曜日を経て四旬節に入りました。この期間を「神との絆を確かめる日々」とするため、朗読された福音に目を留めたいと思います。2月の最後の週でしたか、長崎に出かけていたときのこと、司祭館からケータイに電話がかかって、賄いのシスターが「中田神…

年間第8主日(マタイ6:24-34)

長崎教区にとって、また個人的には中田神父にとって恩人である道向 栄神父さまが2月26日肺炎で亡くなりました。87歳でした。今週の福音朗読と重ね合わせながら、今日は恩人の神父さまを偲びたいと思います。郷里の鯛ノ浦教会に残されている台帳を調べると、…