2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

神のいつくしみの主日(ヨハネ20:19-31)

今週は復活したイエスがトマスに現れる場面です。「見ないのに信じる人は幸いである」というイエスの言葉に耳を傾けたいと思います。最近、玄関にオレンジの紙に「エホバの証人お断り」とメモを書いて貼り付けました。去年の流行語をもじって「お・こ・と・わ…

復活の主日(日中)(ヨハネ20:1-9)

あらためて主の復活おめでとうございます。今年の聖週間、いちばん悔やまれるのは聖火曜日です。前もって聖週間のミサ日程を配って、聖火曜日に浦上での聖香油ミサに参加するので浜串の朝ミサは休みにしていました。今年は聖木曜日を福見教会で行いましたが…

復活徹夜祭(マタイ28:1-10)

主のご復活、おめでとうございます。今年の復活のメッセージとして、「確かに、あなたがたに伝えました」という天使の言葉を選びたいと思います。イエスが埋葬された墓のわきに現れた天使は、婦人たちに弟子たちへの伝言を残しました。「急いで行って弟子た…

聖金曜日(ヨハネ18:1-19:42)

「あなたも、あの人の弟子の一人ではありませんか。」ペトロは、「違う」と言った。ペトロははっきりと、イエスとの関係を否定しました。マタイ福音書によると、彼は直前まで「たとえ、みんながあなたにつまずいても、わたしは決してつまずきません」(26・3…

聖木曜日(ヨハネ13:1-15)

シモン・ペトロはイエスに言いました。「わたしの足など、決して洗わないでください」(13・8)。「決して洗わないで」とは、たいへん強い言葉です。福音書を調べると、「決して」という強い言葉は、ほとんどの場合イエスの用いている言葉です。イエスが強い…

受難の主日(マタイ27:11-54)

キリスト教の典礼の頂点、核心の部分である聖なる一週間を迎えました。受難の主日は、復活の主日までの一週間を先取りします。「かたくなな心の壁を壊す」というテーマで黙想したいと思います。全体はイエスの受難と死を描いていますが、「神殿の垂れ幕が上…

四旬節第5主日(ヨハネ11:1-45)

四旬節第5主日、いよいよ典礼の頂点である主の受難と復活も近付いてきました。受難の週を迎える心の準備として、典礼のA年は四旬節第5主日に「ラザロの死とよみがえり」の出来事を取り上げています。「ラザロの生き返りにわたしたちの復活を見る」そのつも…