2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

復活の主日(ヨハネ20:1-9)

あらためて、主の御復活おめでとうございます。福音朗読に選ばれた箇所は、マグダラのマリアがイエスを収めた墓へ出かけてみると、墓は空であったという出来事が選ばれました。イエスは復活して墓にはいない、墓以外のどこかほかの場所で、あるいは墓以外の…

復活徹夜祭(マタイ28:1-10)

主の御復活おめでとうございます。今年は主日の典礼の暦は三年周期の一年目、A年を祝っていますので、朗読はマタイ福音書です。マグダラのマリアともう一人のマリアが墓を見に行ったところから物語は始まっています。この一連の出来事の中から、私は今年初…

聖金曜日(ヨハネ18:1-19:42)

今日私たちは、私たちを救うお方が十字架で命を捧げたことを思い起こしています。断食の務めを果たしたり、午後3時の十字架の道行きに参加したりして、心の準備をしてきました。特に午後3時の十字架の道行きに参加された方は見てお分かりと思いますが、肩…

聖木曜日(ヨハネ13:1-15)

今日、聖木曜日に私たちは祭壇を囲み、主が弟子たちと一緒に「感謝の祭儀=ミサ聖祭」を制定し、弟子たちには司祭職を授けたことを記念しています。いろんな面を説教の中に取り上げることができるでしょうが、2005年の聖木曜日、私たちのこの教会の中で考え…

受難の主日(枝の主日)(マタイ27・11-54)

今日の朗読は、役割分担を取り入れて、ふだん以上に場面の雰囲気を味わうことができるように工夫しています。ついでの話なのですが、こうやって役割分担が可能なのであれば、ふだんから、たとえば放蕩息子の話などは、父親・弟・兄・僕たちなど、それぞれ役…

四旬節第5主日(ヨハネ11:1-45)

私事で申し訳ありませんが、間もなく来る三月十七日は私が司祭に叙階していただいた日です。十七日を迎えると十三年間が満了したことになり、十四年目に突入することになります。十年目までは確かに一年一年という感じがありましたが、それからはあっという…

四旬節第4主日(ヨハネ9:1-41)

だんだん日差しも強くなり、暖かい日も一週間のうち何日かは混じるようになってきました。暖かくなると人も生き物も動き出すわけで、今お借りしている家から窓をちょっと見ると、教会を見に来る人が確実に増えているのが分かります。ですが私はお節介ではあ…