2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

待降節第1主日(ルカ21:25-28,34-36)

もしかしたら、以前、話の例に挙がったかも知れません。浦上教会の助任司祭時代に、長崎原爆病院にいる病人のお見舞いに出かけていました。当時は訪ねていく時間が朝早くて、確か朝の7時頃に見舞っていた気がします。いろんな人を見舞いましたが、その中で…

王であるキリスト(ヨハネ18:33b-37)

今日は、「王であるキリスト」の祭日です。教会の暦(典礼暦)の考え方では、主の降誕を準備する「待降節」から1年の暦が始まって、今週「王であるキリスト」の週で1年が終わります。今週と、来週は、区切りとなる週です。できれば、覚えておいてほしいと…

年間第33主日(マルコ13:24-32)

今週の説教の準備には苦しみました。苦労したのではなくて、苦しみました。結果的に、原稿を形に残すのは、今日のミサがすべて終わってから、午後からということになりそうです。その辺の事情も含めて、分かち合いたいと思います。今週、1つの講話を仕上げ…

年間第32主日(マルコ12:38-44)

今週の福音は、歳を重ねるごとに、難しい呼び掛けに聞こえる箇所だと感じます。「やもめの献金」について取り上げられている箇所ですが、イエスはやもめの態度を高く評価して、「この人は、乏しい中から自分の持っている物をすべて、生活費を全部入れたから…

諸聖人(マタイ5:1-12a)

今日、諸聖人の祭日です。そして、馬込教会では11月最初の日曜日なので、馬込共同墓地で、追悼ミサを計画しました。典礼上の「死者の日」を記念するのは、明日2日が正式な日です。今年の説教は、諸聖人ということを少し頭に置いて、話したいと思います。まず…