2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

神のいつくしみの主日(ヨハネ20:19-31)

昨日土曜日は、午前中「よきおとずれ」の編集・校正作業のためにカトリックセンターで仕事をしていました。午後は2時から、中町教会で4月5日結婚予定のカップルに結婚式のリハーサルをつけまして、3時半の船に乗って伊王島に戻りました。戻ってからはほ…

復活の主日(日中)(ヨハネ20:1-9)

今日の祝いは、復活徹夜祭の喜びとはまたひと味違います。昨日は婦人たちの行く手にイエスが現れて復活の出来事を強めてくださいましたが、今日、日中の典礼で朗読されているヨハネ福音書の朗読箇所は、直接にはイエスの復活を見ない中で復活の出来事を信じ…

復活徹夜祭(マタイ28:1-10)

主の復活、おめでとうございます。説教の後、1人の女性の洗礼式を予定しています。縁あって中田神父からご家族のお父様が洗礼を受け、今度はお母様がほぼ1年後の今日、洗礼を受けることになりました。伊王島に住んでいるわけではありませんが、洗礼を受け…

聖金曜日(ヨハネ18:1-19:42)

昨日の説教で私は、イエスが弟子たちをこの上なく愛し抜かれたことを深く心に刻むように呼びかけました。今日もその呼びかけが響き渡ります。聖金曜日、主の受難の出来事は、神が人間をこの上なく愛し抜く、その極みだと思っています。イエスの十字架上の死…

聖木曜日(ヨハネ13:1-15)

今日の福音朗読箇所で、イエスの2つの言葉を思い巡らしたいと思います。1つは、「イエスは、この世から父のもとへ移る御自分の時が来たことを悟り、世にいる弟子たちを愛して、この上なく愛し抜かれた」(1節)という箇所、もう1つは、「わたしのしている…

受難の主日(マタイ27:11-54)

人間はたくさんの所有しているものがあったり身につけているものがあります。それら自分の持ち物は、多くは人に分け与えることができます。人に分け与えることができないものは数えるほどしかありません。これは分けてあげられないというものでも、よく考え…

四旬節第5主日(ヨハネ11:3-7,17,20-27,33b-45)

今週は、「イエスが愛しておられた者」(11・3)とあえて説明が加えられているラザロのよみがえりについて感動的な場面が朗読されました。一連の出来事の中から、イエスの3つの言葉を手がかりに今週の糧を得ることにしましょう。イエスの3つの言葉を先に並…

四旬節第4主日(ヨハネ9:1,6-9,13-17,34-38)

誰でも人は、心で思っていることが言葉になるものです。寒いなぁと思っているから寒いと言うし、今日は春の陽気だなぁと思っているから春のようですねと言うのです。私たちはめったなことで心にもないことを言ったりはしません。中田神父が皆さんに語りかけ…