2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

聖家族(ルカ2:41-52)

今日は12月31日、日曜日で聖家族の祝日、明日は1月1日で神の母聖マリアの守るべき大祝日、まるで日曜日が2日続けてやって来るような感じです。今年のようなカレンダーの年は、説教をする側としてはあまりやってきて欲しくありません。2日分の説教を続けて準…

主の降誕(早朝)(ルカ2:15-20)

皆さんあらためて、クリスマスおめでとうございます。朗読は「聖書と典礼」に印刷されたものではなく、あえて「早朝」にあわせて用意されたものを使いました。朗読の中で、羊飼いが目立っています。「さあ、ベツレヘムへ行こう」と語り合う羊飼いたちは、救…

主の降誕(夜半)(ルカ2:1-14)

主の降誕おめでとうございます。待降節を通して待ち望んだこの喜びの日を、「生まれた」というその場面に特に注目して考えてみたいと思います。救い主が、マリアからお生まれになりました。「生まれること」それ自体が神秘的な出来事です。お産が始まる直前…

待降節第4主日(ルカ1:39-45)

今日の福音で、マリアの挨拶を受けたエリザベトに目を注いでみましょう。エリザベトは聖霊に満たされて、声高らかに言いました。「あなたの挨拶のお声をわたしが耳にしたとき、胎内の子は喜んでおどりました。主がおっしゃったことは必ず実現すると信じた方…

待降節第3主日(ルカ3:10-18)

今週の朗読で、荒れ野にいる洗礼者ヨハネのもとに群衆が集まり、それぞれ、自分の置かれた立場で何をすれば悔い改めにふさわしい実を結ぶことができるのか尋ねています。その中で、徴税人が洗礼を受けるために来て、「先生、わたしたちはどうすればよいので…

待降節第2主日(ルカ3:1-6)

今日の福音は、洗礼者ヨハネの登場と、イザヤの言葉の引用で、私たちにクリスマスの準備を促しています。これからの一週間、私たちの心の準備に当てていく何かをつかむことにいたしましょう。この福音書を書いたルカは、最初のところで、二つの動きを紹介し…

待降節第1主日(ルカ21:25-28,34-36)

いよいよ待降節に入り、教会のカレンダーは新しい一年が始まります。「聖書と典礼」のパンフレットをお持ちの方は、待降節という文字に目をやってほしいと思います。ない方もどうぞ、頭の中で漢字を思い浮かべてみてください。そこに書かれている漢字は、「…